審美修復であるセラミックによる被せ物の治療を積極的に行っております。患者さんお一人おひとりに安心して審美治療を受けていただくために、治療前・治療後の摺り合わせを十分に行い、治療を決定いたします。
オールセラミッククラウン
歯の土台から歯の裏側まで、全てセラミックを使用するクラウンです。強度は大変強く変色もせず限りなく透明で大変美しい素材なので特に前歯に有効です。
当院では、オールセラミッククラウンの素材に、ジルコニアやe.max(イーマックス)等を使用しています。
ジルコニアオールセラミッククラウン
ジルコニアオールセラミックスとは、オールセラミックスクラウンの内側部分にジルコニアを使用しものです。従来のセラミッククラウンよりも強度が高くなり、奥歯や複数歯の連結されたブリッジなどにも使用範囲が大幅に広まりました。
ジルコニアは腐食にも強く生体親和性が高いので、医療分野でも広く使われ、歯科における審美性の高い素材としても注目を集めています。
e.max(イーマックス)クラウン
曲げ強度の高いセラミックス材料で、二ケイ酸リチウムガラスを主成分としています。クラウンの他、セラミックインレー、ラミネートベニア、ブリッジなどにも応用できる素材です。
当院でのe.max(イーマックス)による治療例
50代女性の方。上顎の右奥歯3本をe.maxによるブリッジで修復。
メタルボンドクラウン
金属の裏打ち(裏側)にセラミック(陶材)を焼き付けたものです。セラミッククラウンとしての歴史は古く、今現在でも積極的に利用されています。透明性や色調はオールセラミッククラウンに比べると劣りますが、まずまずの耐久性と色調があります。
ブリッジ
両隣の歯を削るデメリットがあるブリッジですが、もともとブリッジが入っている方には、ブリッジのやり直しは非常に有効な場合もあります。生体に優しいセラミックの材料で審美的にキレイなブリッジを製作いたします。
セラミッククラウンについては、ご不明な点など、どのようなことでもかまいませんから、お気軽にご相談ください。